初夏、ふたり展の初日の朝。
ひとつ、宅配便が届いた。
その包みは安土さんのガラス製作する工房のすぐ裏手にある、
飛騨高山麦酒の箱。
数年前に工房にお邪魔した時に買って帰ったとても美味しいビールだ。
ペールエールからヴァイツェンまで楽しめる一箱は、お酒好きの安土さんらしい贈り物。
お店がひと段落ついた夕暮れ時、
そのビールを楽しむべく近所に住む、呑んべえの友人を呼び出した。
安土さんの硝子を最初に我が家に迎えたのは、ビールグラスだった。
手に持った時、口にふれた時の吹き硝子の柔らかさとても心地よく、
1日の疲れがホッと、ほどけていく。
わが家の食器棚には無くてはならない日々の相棒のグラスたち。
今日も家族と、
気の置けない友人と、
オットッとッとッ、さあ乾杯。
安土さのビールグラスはストレートタイプと、少し口元に向かって広がっていくタイプがあります。
でも最近、これもビールにいいんじゃないかと密かに狙っているのはこちらの冷茶グラス。
よく冷えた冷茶はもちろん、よく冷えたビールも似合いそう。
以前見た、このグラスに麒麟の瓶ビールを入れている安土さんの写真がとても美味しそうだったのです。
今回は、サイズも形も色々なグラスを届けてくれた安土さん。
ぜひ、この機会に、お気に入りの相棒を見つけに来てみてはいかがでしょう。