岐阜の飛騨高山へ、これからブオリでお取り扱いさせて頂く
ガラス作家・安土草多さんの工房へ伺ってきました。
我が家で毎晩、晩酌で愛用している安土さんのグラス。
吹きガラスのゆらぎとはちみつ色。
ガラスなのに手に持ったとき、
口にあたったときの柔らかい感触。
そんな安土さんのグラスがどんな風に作られているのか
気になって、工房訪問させていただきました。
安土さんの工房は北アルプスを望むのどかな畑の中を走り抜けたところにあります。
1200度の炉が勢い良く稼働している工房は想像以上に過酷なお仕事現場。
年に2度しか火を落とさないのだそうです。
真夏はさぞ大変なことでしょう。
この工房でひとつひとつ息を吹き込まれて
あの柔らかなグラスが生まれるのですね。
実際に一輪挿しを作るところを見せて頂きました。
とても大変なお仕事なのは確かですが、
お仕事をする安土さんの
工房の側で奥さまと3歳になる息子さんが
草花で遊んでいる風景はとても心が温まるものでした。
そんな安土さんのやさしいグラスがブオリに
届くのはまだ少し先のことですが、今から愉しみに待ちたいと思います。